コロナ、家庭内感染防衛に失敗した話。

コロナ、もう誰がいつなっても、全く不思議ではない状況になってきましたね。

 

私もなりに怖がり、なりに神経質に感染対策もしてきましたが、

とうとう先日、3歳の娘が保育園で新型コロナウイルスをもらってきました。

 

娘が発症(高熱を出した)段階で、マスクやアルコールの徹底、食事をバラバラに取るなどの対策をしましたが、

 

9/11に娘が発症後、娘が発症した3日後9/14に私と旦那、娘が発症した7日後の9/19に小2の息子が発症してしまい、結局、家庭内感染を防ぐことが出来ませんでした。

 

家庭内感染に失敗をしてしまったことは大変悲しいかったのですが、本当に精一杯やった上でそうなってしまったので、今は仕方がなかったと思うようにしております。

 

ただ、家庭内感染に失敗をしてしまった理由を自分なりに考える中で、どうしても家庭内感染を防ぎたいご家庭にとって、我が家の失敗談は参考にして頂ける部分あるのでは?と思いました。

また私自身、ここ数日の格闘は中々ない経験で、これを文章に残しておきたいと気持ちが起きまして、ここに記載することにしました。

 

まず、一つ言えるのは、コロナの感染力、本当、やばい、ということです。

別の風邪であったら、私がやった対策でも家庭内で蔓延しなかったと思うのですが、本当にコロナは別枠で考えた方が良いのだということを改めて思い知らせました。

 

失敗談なので、お恥ずかしい部分もあるのですが、我が家と同じように、保育園児のお子様がいるご家庭の方には参考にして頂ける部分があるのでは?とも思っております。

 

我が家の環境

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3LDKのマンションです。

一部屋はリビングに併設されている部屋なので、実質ドアがついている部屋は2つです。

もちろん、お風呂とトイレは一つです。

生活空間、分けること大変に厳しかったです。。。

 

失敗理由

娘がマスクがつけることが出来ないにも関わらず、生活空間を分けなかったこと

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家庭にコロナを持ち込んだのが保育園・幼稚園児など未就学児であるという点で、

感染者がマスクをつけること、感染者を一つの部屋など限られた空間で過ごさせるようにすることが格段に難しくなるので、

家庭内感染の防衛難易度MAXになるのではないでしょうか。。。

 

厚労省の家庭内感染への対策は以下になっています。

www.mhlw.go.jp

 

この中の複数の項目が、感染者が未就学児という点で厳しくなります。

 

我が家は最初から、「娘の隔離」と「娘がマスクをすること」を諦めました。

まず、この2点を諦めてしまっては、他の点にどんなに気をつけても家庭内感染を防ぐことは厳しかったのではないかと、今は思っています。

 

家庭内感染を成功させた方の事例を幾つか拝見したのですが、

感染者も同居の家族も両方がマスクをしていること、且つ、マスクをしながらも会話を極力控えるなど、触れ合いを減らすことで感染を防げた、という事例がありました。

 

我が家は感染者である娘以外は、マスクをすることを徹底し、マスクを外す食事や歯磨きの際には、会話をしない、2メートル以上離れることは徹底していました。

もちろん、入浴中や就寝児も娘以外はマスクをつけていました。

就寝は感染者である娘と私は同室でしたが、夫と息子は別室でした。

 

ドアノブやテーブルなど全員が触れる場所は満タンだったアルコールボトルが2日でなくなるレベルで消毒をしました。

 

それでも全員、感染をしてしまったということは、娘がマスクしてないことによる空気中に漂ったウイルスや、アルコールが出来ないうちに娘が触れたものに触れってしまったりしたことで、感染してしまったのだと思います。

 

感染力が強い期間にコロナ患者と接すると、一瞬の隙で感染をしてしまうのだと実感しました。

 

失敗理由から考えられる有効な対策

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保育園児である娘の隔離は無理として、他の感染していない家族を隔離状態にすることで、感染を防げたのではなかったかと思っています。

娘がマスクが出来ない以上、どうしても空気感染や手指についたウイルスから感染をしてしまうことは免れられません。

少しだけマスクを外してその空間にいた、うっかり感染者が触れたものに触れた手を自分の顔に持っていってしまった、もうそんな一瞬の隙で感染をしてしまうので、

 

やはり感染者自身が未就学児など人に移さないような行動を徹底できない状態にあるのであれば、感染している人と、感染させたくない人で、生活空間を別にするしかないのだと思います。

 

例えば、夫と小2の息子は特定の部屋から出ないようにし、そこに娘の看病をする私が食事を運ぶ、などの対応をすれば私は感染をしても2人の感染は防げる可能性は高かったのではと思っています。

(ただ、我が家の場合、夫も私も仕事を休むことが出来ず、看病・育児・仕事・家事を夫婦2人で分担しなければ回らなかったので、我が家では上記対応は厳しかったと思います。しかし、家庭内感染を防ぎたいのであれば、そうしなければいけなかったと思います。)

 

厚労省の対策にも、「感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする」という記載がありますが、

 

それは感染者と接して、看病などする人は、どんなに気をつけても、もうほぼ感染するよね、ということなのだと思います。

 

なので、感染者と徹底的に接しないことしか、感染を防ぐ道はないのだと思います。

 

私が甘かったのだと思いますが、こんなに感染者がいても今まで罹ってないのだから、マスクと消毒を徹底すれば、感染者を隔離までしなくても罹らないのだろう、とどこかで思っていた自分がいたのです。

でもそれは無理だ、ということが今回で本当に分かりました。

 

ちなみに娘が発症する前日に、夫と子供2人で、義両親の家に遊びに行ってまして、義両親はマスクを外して会話をする場面も多々あったとのことで、高齢の義両親を感染させてしまったのではないかと、肝が冷えたのですが、大丈夫でした。

 

なので、発症してから7日間程度の期間が、一瞬でもマスクを外して会話してしまうとすぐに感染してしまうレベルで、感染力が強いのかと思います。

 

ただ、我が家のことは一例で、もしかしたら我が家と同じようにしていても発症せずに過ごされたご家族もあるのではないかとも思います。

 

というのも、今回、家族全員が感染をしましたが、一人として同じ症状の人がなく、皆バラバラの症状でした。

それがコロナの恐ろしく厄介なところで、本当に人それぞれ、あらゆる事例があるのだと思います。

なのでここに書いたことは決して答えではなく、一家庭の一反省としてご参考にして頂けると助かります。

 

感染をする前に色々情報を集めて脳内でシュミレーションをしてましたが、実際に感染をしてみると、事前の情報では対処しきれない、なってみて分かることがたくさんありました。

 

我が家は息子が連休中になったことから、最寄りの発熱外来がやっておらず、医療機関に罹ることに苦戦しました。

また一家全員、外出ができないとなると、いくらネットスーパーがある世の中とはいえ、必要なものを手に入れるのに、不便な思いをしました。

 

上記のような感染をし、生活をする中で困ったことや、役に立ったことなどについても書きたいと思います。

 

ちなみに症状ですが、私は微熱のみで本当に風邪症状で終わりました。

夫は38度台の熱が3日程続いていて、今も咳がかなり苦しそうです。

娘、息子は1日目に高熱を出し、2日目の午後から急に下がり、3日目には平熱になりました。

ただ、短期間ではありましたが、息子は40度を超える熱を出し、解熱剤もあまり効かず、本当に怖かったです。

運良く1日で解熱が出来ましたが、これが数日続いたと思うのと、体力のない乳児やお年寄りにとっては命に関わる病気になり得ることは容易に想像出来ました。

 

娘の事例から考えて、発症してからの感染力が高いのだと推察します。

なのでが体調の悪い時は、会食など感染を広げる行動を控えるなどの基本的な対策を一人一人が取ることで、感染拡大を防ぐ一端にもなるのでは、と思いました。

 

一日も早い、新型コロナウイルスの収束を心より望みます。